ラダックの旅11.月世界、ラマユル
2012年 10月 24日
5日目(9/19) つづき
リゾン→ワンラ→ラマユル
ラマユル泊
ラマユルへ向う途中、道を逸れて南下するとワンラ村がある。
ワンラ・ゴンパに到着すると、少年が洗濯をしていた。
少年僧が多いようだ。
ゴンパの隣には砦跡と見張り台がある。ラダックでは最も古い城の一つらしい。
少年僧が鍵を開けてくれた。
ワンラへと逸れた道をまた戻り、ラマユルへ向う。
ラマユルへと続く幹線道路へ戻る手前の工事現場で、ダイナマイトをもうすぐ使うところだった。
爆破すると、数時間は通れなくなる。ぎりぎり通してもらった。
幹線道路に戻ったところで、爆発音が聞こえた。
ラマユルには、『月世界』と表現される、白黄色の地質が広がる場所がある。
車で進んでいくと、砂っぽい山間にそれは現れる。
周辺の山々とは明らかに異質だ。少し、柔らかそうに見える。
更に進んでいくと、小さな村があり、ラマユル寺を望めるロッジに到着した。
暖かいミルクティーでひと息入れてから、またラマユルの月世界を見に行った。
不思議な景色だ。あの中を、トレッキングすることもできるらしい。
見晴らしがいい分、冷たい風が吹きつけてきて寒い。
車に乗り込み戻ることにする。
戻る途中、インド映画の撮影をしていて少し待たされた。
明日の朝の勤行が何時からかを確かめに、ラマユル・ゴンパに寄った。
ロッジに戻り、夕食までの間、ラマユル寺を眺めに外をぶらぶらする。
通りすがるラダッキは、気さくに笑顔で挨拶してくれる。
日が暮れてきた。
ラダックでは電気が通る時間と、お湯が出る時間が限定される。
部屋にいたら、ロッジのお兄さんが
「ホットシャワーの準備が出来たよ。左側の方ね!」
とわざわざ知らせに来てくれた。
by mmiya2008
| 2012-10-24 22:00
| Ladakh